2月3日は節分です。
節分は1年の節目とも言われています。
節分といえば豆まきをしたり恵方巻きを食べたりしますよね?
なぜ節分に豆まきや恵方巻きを食べる習慣があるのか?
また豆まきの際に出てくる鬼についても詳しく説明しちゃいます!
1 節分とは
節分とは
節(季節の節目)分(分ける)ことから「季節を分ける」という意味があります。
また季節の始まりの日を表し
立春・立夏・立秋・立冬
の前日のことを言います。
2 豆まき
節分といえば「鬼は外〜福は内〜」と声を出しながら福豆(炒った大豆)を撒きますよね。
豆まきには悪魔のような鬼の目”魔目”(まめ)にめがけて豆を投げれば”魔滅”(まめ)すなわち魔が滅亡するという意味が込められています。
また豆まきは節分の日の夜に行い、福豆を歳の数(あるいは1つ多く)食べることによって厄除けになると言われています。
3 恵方巻き
恵方巻きもまた夜に食べるもので、福を巻き込んでくれるので、切らずにかぶりついて食べるのが特徴です。
食べるときはしゃべらずに心の中でお願い事をしながら恵方の方向を向いて食べると縁起がいいとされています。
ちなみに2017年の恵方の方向は北北西になります。
4 鬼について
昔は季節の変わり目に邪気(鬼)が生じると考えられており、邪気(鬼)を追い払うために”追儺(ついな)”という宮中行事が行われていました。
“追儺”は”鬼やらいとも呼ばれ、豆まきは鬼を追い払うために行われるようになりました。
鬼のパンツはなぜ虎柄?
鬼といえば虎柄のパンツを履いているイメージですが、これには陰陽道でいう”鬼門(きもん)”が関係しています。
鬼門は鬼が出入りする方向とされており、北東である丑(うし)と寅(とら)の間方向を指しています。
この丑(牛)と寅(虎)のイメージがそのまま鬼に定着され鬼のパンツは虎柄になったと言われています。
鬼のパンツ♪
みなさんお馴染みの「鬼〜のパンツはいいパンツ〜強いぞ〜強いぞ〜」
という歌がありますが、これは丈夫な鬼のパンツをみんな履こうよと繰り返し呼び掛けてるもので、イタリア歌曲の「フニクリ・フニクラ」の替え歌として有名です。
現在でもよくテレビで耳にし、子供のコミックソングとして人気です。
まとめ
節分や鬼のことについてご紹介しましたがいかがでしたでしょう?
子供達や家族みんなで美味しく恵方巻きを食べ、楽しく豆まきをし、邪気(鬼)を追い払って清々しい立春を迎えたいですね!