周りと差をつけよう!クラリネットを上手に吹くコツ。

クラリネット

最近音楽教室が流行っています。お子様は勿論、第二の人生を歩み始めた方にも人気の習い事となっています。ピアノや歌は親しみやすく人気の音楽教室ですが、管楽器もコツさえ掴めばとても魅力的な習い事です。腹式呼吸をすることによってインナーマッスルを鍛える事も出来るのです。ここでは、クラリネットを吹くコツを紹介していきます。

まずは基本の姿勢

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クラリネットを吹く上で姿勢はとても大事です。姿勢は見た目の印象だけでなく、楽器の響き方にも影響を及ぼすからです。
まず足を肩幅に開き、重心を下げます。足から根が生えるイメージです。イメージが掴みにくければ、少し押されてもふらつかない姿勢をして下さい。その時の注意点ですが、決して力まないようにさして下さい。力んでしまうと身体が疲れるだけでなく、響きも小さくなってしまいます。全身の力を抜き自然な姿勢のまま、クラリネットを構えます。
最初は重くて手に力が入ってしまいがちですが、リラックスして指の力を抜きましょう。これで、基本の姿勢の完成です。

次に腹式呼吸

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姿勢の次に大切なのは呼吸法です。息が浅ければ、楽器の響き方も浅くなります。腹式呼吸というのは、お腹を膨らませてする呼吸法です。簡単そうに思えますが意外と難しいです。最初は意識をしなければ胸式呼吸になってしまいますので、常に気をつけていなければいけません。胸式呼吸になっている目安は肩が動くかどうかです。腹式呼吸がしっかりできていれば肩が動くことはありません
練習方法としては、腰に手を置き息を深く吸います。お腹が膨らんだりへこんだりしていれば大丈夫です。上手く出来るようになってくると背中の方も膨らみます。息を限界まで吐いて吸ってを繰り返すとトレーニングにもなります。

次はアンブシュア(口の形)

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次はアンブシュアについてです。管楽器を吹く時の口の形の事をアンブシュアと言います。
まず下唇を歯に引っ掛けます。リードに歯が当たらないようにする程度で大丈夫です。そして上の歯はマウスピースに当てて軽く、大体1センチ程咥えます。そして先程の呼吸法で優しく一定に息を吹きいれます。この時の注意点ですが、頬は膨らまないように力をいれ、口の縦の力は抜き横の力をいれ、おーと言うように吹き入れる事です。そして顎は下に下げます。口の中も響かせる為に卓球の玉を口の中に入れるようなイメージで、口の中に空洞を作ります。ここまで出来たら音を鳴らすまでの基本は完成です。

指使いについて

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次に、実際に音が出た後の練習です。右手を下にして親指を楽器の裏側に付いている金具にかけ、親指で楽器を支えます。最初は親指が痛くて長く構えることは難しいです。なので、休憩しながら無理のない程度に鍛えていきましょう。無理をしてしまうと、変に力む癖がついてしまったりするので、時間をかけて基本の姿勢を意識しながら少しずつ練習することをおすすめします。
指の1番柔らかい部分で穴を塞ぐようにそっと添えます。力を加えなくても添えるだけで音が出るので、あくまで力まないよう意識します。

音色について

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練習の時は自分の音をよく聞く事が大切になります。まずは、どの音が自分にとっていい音と感じるかを知る事が大切です。身近な人でもプロのCDでも構いません。自分のなりたい音のイメージを持ちます。大雑把に丸やピンク、優しいなどのイメージでも構いません。その自分のイメージに近づける練習を日々していきます。曲によっては鋭い音も必要ですが、崩す事は簡単なのでまずは美しい音を出す練習をします。

高音を綺麗に出す

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クラリネットの高音は最初は出すのも難しいです。そしてキツい音になりがちです。それを改善する為に、レジスターキーのロングトーンをします。低音を出し、レジスターキーを押すと高音域の倍音がでます。低音を出して、そのままレジスターキーを押して高音に変えることで、高音を出す時に無意識に力んだりアンブシュアが変化したりするのを防ぎます。そして高音を出すコツが掴めたら、高音のロングトーンをします。先程の5で説明したイメージを持ち、綺麗な音を出す意識を持ち続けることによって、綺麗になるようになります。

記譜と実音

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ポピュラーなクラリネットはB♭管(ベー管)で移調楽器になりますのでピアノの音でいうシのフラットが記譜でドになります。ちょうど一音ずれる事になります。絶対音感がある方は少し違和感があると思いますが、そうでなければそれほど違和感はありません。ピアノや吹奏楽で他の楽器と合わせをする時は、クラリネットの譜面に書いてある音と他の譜面に書いてある音とは異なる、という事が分かっていれば問題ありません。
吹奏楽では、B♭管の楽器が多いですが、C管(ツェー管)、F管(エフ管)もあります。慣れるまではややこしいですが慣れるしかないので、少しずつ勉強して慣れていきます。

曲を上手に吹く為には

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クラリネットを吹く最終的な目的は曲を吹く事だと思います。上記のような基本が出来なければ上手に曲を吹く事は出来ません。曲を上手く吹くには毎日の基礎の練習がとても大切になってきます。そしてその曲をどのように吹きたいか音色やテンポなどを、音を鳴らす前にイメージをします。すると、そのイメージと自分の奏でる音楽にギャップが生じます。日々の練習でリズム練習などをし、その差を埋めていきます。そうして自分のイメージに現実を近づけていくことによって、上手に吹けるようになっていきます。

おわりに

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文字だけで見ると難しそうだなと思うかも知れませんが、吹けば吹くほどクラリネットの魅力に惹かれると思います。他の楽器も勿論素敵ですが、クラリネットは小さいながらに響きが豊かで、音色もまろやかで綺麗です。それに吹奏楽ではメロディが多いという楽しさもあります。あなたもクラリネットを始めて、クラリネットの魅力に引き込まれてみませんか?