季節の変わり目などによくある偏頭痛、悩まされている人も多いのではありませんか?痛みが出るたびに薬を飲んで抑える…なんて人も多いと思います。でも薬が効かなくなったり、痛みが強くなったりして、気分が下がっちゃいますよね。そんな偏頭痛を、元から立ちたいと思いませんか?今回は、ためしてガッテンで放送された偏頭痛の治し方を紹介します。
偏頭痛の原因と症状
何らかの原因によって頭の血管が拡張し、それによって神経が刺激され痛みが発生するのが偏頭痛です。頭の片側または両側が脈打つように痛むもので、月1~2度や週1~2度の頻度で発作的に起こるのが特徴です。吐き気や嘔吐が伴うことも多くあります。また偏頭痛が重くなると、「アロディニア」というサインが出てくることがあります。化粧をしたとき、メガネをかけたとき、髪を触ったときなど、普段は痛くないような皮膚に触れた感覚を痛みとして感じてしまう症状です。
ためしてガッテンで紹介された対処法
では、そうした偏頭痛を治すためには、どうすればよいのでしょうか。
ためしてガッテンでは、2つの方法が紹介されました。
痛くなる前に予防薬を飲む
予防薬とは、市販薬ではなく病院で処方してもらう薬のことです。
・強い頭痛が月2回以上ある
・日常生活に支障をきたす
・アロディニアがある
これらの症状がある場合は、予防薬が推奨されているため、頭痛専門外来、神経内科、脳外科などを受信してみましょう。また頭痛ダイアリーで、頭痛があった日、程度、前後の行動などを記録しておけば、診察時の参考や頭痛の誘因を見つけることができるのでおすすめです。頭痛ダイアリーは、日本頭痛学会のHPでダウンロードすることができます。
頭痛体操
頭痛体操は、実際の医療現場で指導されているもので、頭痛の予防に効果的です。しかし、頭痛があるときは行わないようにしてください。頭痛が悪化する可能性があります。
頭痛体操1
- 両肘を水平にあげる
- 足を少し開く
- 顔は正面を向いたまま
- 体を左右に回す
これを2分間行ってください。
頭痛体操2
- 腕をリュックを背負うように前に回す
- 服を脱ぐように後ろに回す
これを6回繰り返してください。
その他の偏頭痛の対処法
そのほかにも、偏頭痛の対処法は様々なものがあります。
自分に合ったことを試してみましょう。
冷やす
額と首筋を冷やすことが効果的です。太い血管が集まっている額を冷やすことで、拡張した血管を収縮させることができます。また、首筋を冷やし熱を下げることによって、脳の血管の拡張を抑えることができます。
コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮させる効果があります。カフェインを摂ることで、痛みを和らげることができます。しかし、飲むタイミングが重要です!そのタイミングとは、偏頭痛が起こった直後です!また過剰な摂取は逆効果なので、注意しましょう。
ツボ
「百会」と呼ばれる頭のてっぺんのツボや、「風池」と呼ばれる両耳から指2本分内側にあるツボは、頭痛を抑える効果があります。気持ちいいと感じる強さで呼吸のリズムに合わせて押すと効果的です。
まとめ
偏頭痛が起こると、したいこともできずに気分が落ち込んだり、仕事などに集中できなくてイライラしたりしてしまいますよね。なんとかしたくてもどうにもならない…痛みが出るのはしょうがない…と思っているみなさん、この痛みから解放されたい!と思っているみなさん、ぜひ試してみましょう。