最近なんだか腰が痛い…
姿勢が悪くなっている気がする…
と悩んでいる方も多いと思います。
その多くの原因は骨盤の歪みが関係しているかもしれません。
骨盤の歪みを簡単にチェックできるたくさんの方法をこちらでは紹介していきたいと思います。
骨盤が歪んでいる事で、腰痛や頭痛、体にあらゆる負担をかけてしまいます。
早期に発見し、対策をしていきましょう。
目次
骨盤の歪みの主な原因
骨盤の歪みは毎日の習慣であったり、その人の癖によって出てきてしまうものです。
ですがその大元の原因は、骨盤の上に乗っている上半身が傾いた状態になり、骨盤の筋肉や関節に負担をかけてしまっているからなのです。
骨盤の仕組みを簡単に説明しますと、主に扇状の[腸骨]と中央にある三角形の[仙骨]で構成されています。
骨盤が歪むメカニズムとしては次のような順番で歪んでいきます。
腸骨が片側だけ開く
↓
腸骨と仙骨を繋いでいる部分が外れる
↓
腸骨が仙骨の上にズレる
↓
骨盤の位置がズレて歪む
左右どちらかに傾いた姿勢を取り続けたらすると、腸骨の片側だけ開いてしまい、腸骨と仙骨をつなぐ部分が外れてしまいます。
結果的に骨盤の筋肉が衰えていってしまい、骨盤を支えきれなくなります。
骨盤の角度や位置がズレて骨盤の歪みが生じてしまうのです。
骨盤の歪みチェック方法
骨盤の歪みには、左右の歪み、ねじれ、左右の高さの違い、前傾、後傾、開き具合、など多様なタイプがあります。
あなたの骨盤はどのような特徴があるのか、次のチェックを行えばすぐにわかります!
骨盤の左右の歪みをチェック
まず鏡の前に真っ直ぐに直立し、肩の高さと脚の長さを確認してみてください。
左右の高さや長さが違っていたら、歪んでいるかもしれません。
両足の開き具合
座った状態で足を前に投げ出して、自然に力を抜いた状態で足の開き具合が、きれいなVの字になっていれば問題はありません。
ですが、どちらか片方の足だけ開きすぎていたり、閉じすぎていたら股関節のズレが出ているかもしれません。
体を左右に振る
正座をして目を瞑り、振り子のように両手、体を左右へ振ってください。
正面を向いたと思ったところで目を開けて、体が正面を向いていなかったら歪みやねじれがあるかもしれません。
女の子座り
片方に両足を揃える女の子座り。
この座り方をしてみてどちらかの方向でも痛みやしにくさを感じた場合は歪んでいるかもしれません。
直線の上を目を閉じて歩く
床に直線を引き、目を閉じて歩いてみます。目を開けた時に大幅にずれていたりした場合は骨盤の左右の歪みがあるかもしれません。
骨盤の歪みを習慣でチェック
普段生活していて出ている癖や、姿勢で骨盤の歪みをチェックできます。
多く当てはまる人は気をつけましょう。
- いつも鞄を持つ時に、同じ方の手と腕で持ってしまっている。
- 靴の片方だけが擦り減っている。
- 長時間椅子に座り続ける事がある。
- パソコンを使ったデスクワークが主。
- 脚を組む時にいつも同じ方の脚が上に来る。
- ネックレスなどがいつも同じ方向にズレている。
- 横向きや丸まった姿勢で寝ている。
- ヒールの高い靴をよく履いている。
- 運動不足。
骨盤の歪みを体の状態でチェック
骨盤が歪んでいると、体には次のような症状が出ています。
- 脚の付け根が痛む。
- 膝が痛む。
- 肩が凝っている。
- 頭痛がよくする。
- 肌荒れ。
- 生理不順。
- 生理痛が酷い。
- 腰痛。
- O脚、X脚。
- 猫背。
- 首を左右に回した時にどちらかの方向に回しづらい。
- 体の疲労感が取れにくい。
- 体がだるい。
- 体が冷える。
- 腰回りが横に広がっている。
- 下腹がぽっこり出ている。
まとめ
今回こちらでご紹介した骨盤の歪みを簡単にチェックする方法は、ご自宅で短時間でできるものです。
骨盤の歪みが気になる方は是非行ってみて、多く当てはまるものがある場合は、整体や専門の知識を持った方に相談をして早期に治療してください。
美しい骨盤の位置を保てるように普段の生活から気にしていきましょう!